マインドフルネスにある臨床的調和を身につけるため、気づきの技能(awareness skills)を習得できる教育書
Whole Person Care (WPC) シリーズ第2弾!
治療と癒しを統合するWhole Person Care(WPC)を教え学ぶためにはどうすればよいか。
「身体が感じていること(身体感覚)」「考えていること(思考)」「心が感じていること(感情)」という意識の3領域で起きていることに気づくこと、これらへ気づきを向けることが肝要で、「マインドフルネスにある臨床的調和」を身につけるためには深い気づきを養うことが秘訣となる。
内受容や外受容にも気づき、決して価値判断せずに、己に起きていることをいったん受け容れると、とるべき応答を自ずと見出すことが可能になる。
その技能を習得するために、気づき,苦悩への応答、レジリエンスや癒し等の学びかたをまとめた書籍である。
今この瞬間に注意を向けることでもたらされる「マインドフルネスにある臨床的調和」とはどのようなことか。
己のありようを知ることで、成長が促される一冊である。
Whole Person Care 実践編―医療AI時代に心を調え, 心を開き, 心を込める
【著】スティーブン・リーベン
トム・A・ハッチンソン
【監訳】恒藤 暁
【訳】土屋静馬
三好智子
定価:2,200円(本体2,000円+税)
A5 / 224頁 / 2022年
ISBN978-4-89590-745-3